●肉眼的血尿(2%程度)
一時的に尿に血がまじることがあります。
通常は自然に止まりますが、ごくまれに止血の処置が必要になる場合があります。
●尿路感染(5%程度)
尿の出口から細菌が膀胱内に侵入することで生じます。
尿路感染により炎症が生じると、尿の濁り、頻尿、排尿痛、発熱、悪寒、
血尿などの症状が見られることがあります。
●残尿の増加、尿閉、排尿困難(5〜9%程度)
尿を全部出しきれず、膀胱内に尿がたまってしまう副作用です。
投与後は2週間以内に残尿量を測定し、その後は必要に応じて
残尿量測定を定期的に行います。
残尿量がある程度多くなった場合は、改善してくるまで自己導尿
(カテーテルを尿道から入れて自分で膀胱にたまった尿を排出する方法)が
必要になることがあります。
症状がおさまれば自己導尿は終了となります。
●薬剤のアレルギー(1%以下)
ごくまれに薬剤へのアレルギーが出る方がおられます。
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